設備紹介

里親さん募集と動物の人工心肺について

2022年07月22日
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こんにちは! 上野の森どうぶつ病院獣医師の佐々木です。   今回は先日当院で心臓の手術をした子の里親募集と、 心臓外科手術の際に僕が動かしている人工心肺装置について、少しだけご紹介しようと思います。   普段は病院の診察を行なっていますが、心臓手術のチームにいるときはPerfusionist(人工心肺士)の役目をしています!   まず、里親募集する子はマルチーズの男の子です! この子は僧帽弁閉鎖不全症という心臓病があったことで保護され、当院で手術をするに至りました。                                                       僧帽弁閉鎖不全症は小型犬の代表的な心臓病ですが、手術を行うことができます。しかし、心臓の中を手術するので心臓を一度止める必要があります。 そこで、登場するのが人工心肺装置です!!!   人工心肺装置は心臓の手術、特に心臓の中を手術する際に必須の機械です。   ヒトの医療では心臓手術は一般的ですが、近年はワンちゃんにも心臓手術が行われるようになってきています。まだまだ動物の心臓外科医・人工心肺士は両手に収まる程度の人数ですが・・・     模式図にするとこんな感じ↓                  …

里親さん決まりました⭐子猫ちゃん♡里親募集

2022年06月24日
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新しいお家が決まりました   保護猫ちゃんの里親募集のお知らせです。   アメリカンショートヘア♂ スコテッシュフォールド♂ 推定2ヶ月の元気なニャンコです   猫風邪と下痢の治療中ですが、元気も食欲も旺盛です! あまり鳴かずに大人しく、とても良い子達です!! 末永く可愛がってください     ・予防医療などで定期的に当院に通院が可能な方 ・譲渡、医療費、移送費の負担をいただける方 ・先住猫ちゃんが居ない方を優先させていただきます その他詳細はお電話にてご相談下さい。   お電話は 03-5832-9914 へお願いします。病院の診察用の番号とは異なりますので、ご注意ください。     🍀#上野の森どうぶつ病院 では#獣医循環器認定医 がいるならではの#保護活動 として#心臓病 を持つ犬猫を保護し、検査、診断、治療を行って#里親探し を行っています。 #動物病院 #animalhospital #上野 #台東区 #文京区 #根津 #谷根千 #犬 #猫 #保護犬 #保護猫 #心臓病の犬 #心臓病の猫 #循環器認定医 #東京どうぶつ心臓外科 #tacts   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 上野の森どうぶつ病院 http://www.uenonomoriah.com/ 住所:東京都台東区谷中1-5-11 ディアプラザ根津B1F TEL:03-5832-9991 トリミング専用TEL:03-5832-9914 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

病院の設備紹介 ―レントゲン撮影機器―

2015年04月14日
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こんにちは 上野の森どうぶつ病院 の諌山です   なんだか暖かくなってきたと思ったら、毎日雨で気が滅入りますね。     さて、本日の設備紹介は前回の宣言通り、レントゲンについて。     レントゲンとは人の名前です。 ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン これがX線を発見した人の名前。それにちなんでX線撮影がレントゲンと呼ばれます。 この人の奥さんの指輪をした手を映したレントゲン写真が世界的に有名です。       さて、ウンチクはおいておいて、レントゲン撮影とは X線を物体にあてて、そのX線がどのくらい物体の向こう側の写真フィルムまで届いているか というものを調べる装置です。 ぜーんぶX線が届いていると、フィルムは真っ黒になります。 つまり、物体周りのなにもない空気の部分=黒。     逆に、全くX線が届いていないものは真っ白のフィルムになります。 たとえば、放射線の話題で時々出てくる鉛などの金属。 これはX線を非常に通しにくいのでこれを置いて撮影すると白くなります。     イメージとしては、硬いものほどX線は通しにくい、といったところでしょうか。 体を撮影すると 金属などの装飾品>骨>臓器や筋肉>脂肪>体の中の空気>周りの空気 といった順に暗く見えます。     ここで以前の胃拡張騒動を起こしたラッテの画像をどうぞ。         周りが真っ黒なのは空気。 真ん中の大きな黒丸は胃袋の空気。 右の方の数珠状の黒いものは小腸から大腸にかけての空気ですね。 消化管内で異常発酵してガスが大量発生しています・・・ お分かりいただけますか? 胃袋の左にある丸い白い塊は心臓、周りは肺なので、空気を含んでて黒っぽいです。 心臓と胃袋の間の三日月は肝臓。 肝臓と心臓の間に横隔膜があって、胸とお腹を分けています。 こうやって、本来の位置とサイズ、白っぽさ黒っぽさで見ています。     ただ、一概に順番通りに白黒分かれるわけではないんです。 というのも X線装置 → 体 → フィルム という撮影をするため、基本的にフィルムには影絵が映っているようなもの。…

設備紹介 ~分包機~

2015年03月07日
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こんにちは 上野の森どうぶつ病院 の諌山です 本日の病院の設備紹介は分包機です!       分包機ってあまり馴染みないかと思いますが、子供の処方箋の際には同じような分包で処方されました。 そう、お薬がシートのままで処方されない時に活躍します。 錠剤を分割した際にはこんな感じ。 粉薬を分包した時にはこんな感じ。   ちなみに粉と錠剤を一緒に分包する機能もあります。 この機能は何のためにあるんでしょうかね・・・?   この分包機にはあんまり面白いネタはないのですが 分包されるこの袋、手でちぎれる割には意外に頑丈なんです。 水を入れても、ほら。 しっかり防水されています。 これ、意外に便利なのが粉薬。 コップに入れて・・・     水に溶かして・・・   なんだかザラザラ底に余っちゃった・・・     なんてことになりません! 分包されている薬に!直接水をかけて!       ほら!ほぼ全部吸えました! 実は私も獣医やってて数年前まで袋に水入れても平気なことを知らなかったです。 別容器でやると結構余るんですよね。 そして、水の量も別容器でやるより少なくできます。 ちっちゃい子とかネコちゃんでは、この溶かしている水の量が多いと大変ですよね...     本当に水の量を減らせるのでオススメですよ。 以上を踏まえて、子供の風邪薬の時に溶かしてスポイトで口に入れたら 「うえ~~~」って言われました。 確かに、マズイのは変わりませんね。むしろ濃くって倍増かもです。 でも、しっかり全量飲ませた!これでよくなるかな♪っていう満足感がありました (笑)     心臓のお薬なんかは本当に0.1グラム単位で調節されていることが多いため、しっかり飲ませられることは重要になります。 満足感のためにも しっかり飲ませるためにも 粉薬で困ったらぜひこの方法を試してください☆ 以上、もはや小ネタと化している、本日の設備紹介でした☆   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇…

病院の設備紹介 ―顕微鏡―

2014年12月16日
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こんにちは 上野の森どうぶつ病院の 諌山です。     本日はミクロの世界を拡大して見ることができる   「顕微鏡」のご案内。     小学校の理科の実験みたいなので一度は覗いたことがあるのではないでしょうか? 私の思い出では、覗き穴が一つでしかもライトではなくて、鏡で光の調節をしていた気がします...   院内で使用する顕微鏡は両眼で覗いて見るタイプです。   こういうの。 これがまた、初体験だと 酔うんですよ!車酔いならぬ     顕微鏡酔い     大学の実習の時に酔う人続出だった覚えがあります。 顕微鏡を覗いて、スケッチして、覗いて、スケッチして・・・ 遠近感がグチャグチャになりますからね     さて、この顕微鏡、一体どのくらい拡大しているかというと 40倍から1000倍までイケます。 40倍というと5mmの範囲が目の前に広がります。     1000倍というと0.2mmの範囲が目の前に広がります。 染色体とか見れたりします。     ちょっとあまり想像つかないですよね?   あんまりいい例えがないので、院長を40倍してみます。 40倍となると、ゴジラより若干小さい大きさ (71m) になれますね。 ちなみにウルトラマンは身長40mらしいです。 ウルトラマン越しましたね。     1000倍はどうでしょうか。   ノミやダニを1000倍すると2~3mになります。     人間よりちょっと大きくなるくらいでしょうか。 渋谷のスクランブル交差点に立たせるとこんな感じ。     ・・・なじみすぎて違和感ないですね。  …