上野の森ブログ

マイクロチップ、入れる?入れない?

2022年04月28日
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こんにちは!   上野の森どうぶつ病院看護師の西です。   今日は今年の6月1日から義務化されるマイクロチップについてのお話です     6月1日から、ブリーダーもしくはペットショップ等で販売される犬猫にはマイクロチップの挿入が義務化されます。   また、飼い主も6月以降に犬猫を購入される場合、氏名や住所・電話番号等を原則として30日以内に登録することを義務化されます。     今現在、飼われている犬猫については   マイクロチップが入っている子→環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで登録をします。 登録義務はありませんが、なるべく環境省の方にも登録をするようにお願いします。 5月31日までなら無料で登録が出来ます。   入っていない子→装着するよう努力義務となります。     拾った子や譲り受けた子にマイクロチップが入っていなかった場合も装着の努力義務となります。     マイクロチップはいわば、ペットの身分証明書のようなものです。     強制はしないけど、なるべくマイクロチップを入れて環境省に登録しようねーっていうことですね。       あんこ「私は入っているわよ!」   優秀!環境省に登録しようね     マイクロチップを入れることの一番のメリットはズバリ   災害等で迷子になってしまったときに飼い主の元に帰れる確率がグッと上がることです。   地震等の災害はいつ起こるか分かりません。 在宅中であればまだマシですが、不在時に起きる可能性も大いに考えられます。   災害時だけでなく、何かの拍子で家を飛び出してしまってそのまま行方知らず…なんて、悲しいですよね。   「うちの子は絶対に逃げない!」と思っていても、イレギュラーなことが起これば自分の手から離れて行ってしまうことは少なくありません。   お外に行く猫ちゃんであれば、事故にあったりしてなんらかの理由で自分で家に帰れずに別の場所で保護されたとき、マイクロチップがあればすぐに身元確認が取れます。     あとは盗難にあったときに自分が飼い主だと証明できること。   身元を登録しているので安易に手放すことが減り、捨て犬・捨て猫が減ってくれるであろうこと。    …