僧帽弁閉鎖不全症に対する検査の比較

こんにちは

上野の森どうぶつ病院獣医循環器認定医 諌山です。

 

先日、上海で開催されたアジア獣医専門医学会に出席してきました。

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今回はポスター発表です。

 

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今回の発表内容は犬の僧帽弁閉鎖不全症に対する検査の有用性の比較でした。

獣医療も日進月歩、検査方法もどんどん出てきます。

やればやるほど検査精度が上がるかというと、そうでも無いので困りどころ。

時間や負担、金額的にも少なくかけて、最大限の診断精度がほしいですよね。

 

僧帽弁閉鎖不全症の検査内容としては

超音波検査

レントゲン検査

心電図検査

血圧検査

が主になりますが、バイオマーカーというものが今回の検査の内容。

 

心臓のバイオマーカーとは、心臓に負担がかかったときに心臓自身から出るホルモン等を指します。

NT-proBNP、ANP、NT-proANPとかがありますね。

血液検査の一つで、採血するだけでわかるので病院での拘束時間がかからずに出来る検査です。

 

 

これの一番の使いどころは「症状はないけど、実は結構進んでいる心臓病」

高齢になると、元気でも年に2度くらいの健診をした方がいいと思いますが、血液検査を行うなら一緒に検査してもらうことをお勧めします。

 

上海でタクシーに乗ったら間違った場所に連れて行かれて、全部日本語で押し通した諌山です。

無事戻れて良かった。

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上野の森どうぶつ病院、循環器認定医の諌山でした。

 

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