上野の森ブログ

パンフレット出来ました☆

2014年05月29日

こんにちは 上野の森どうぶつ病院 の内村です 今日は待ちに待った パンフレットが出来ました☆ と言っても原稿送ってから一週間で出来たんですけどね 原稿作りが遅れただけなんです 僕はこういう作業苦手で 「うーん。ナントナクここちょっと違う気がする」 といっては、作成する妻に「具体的に。」 と言われていました。 そうです、作成者は妻です。意外な才能ですね~。 そういえば友人や業者さん、患者さんに、デザインはどこに頼んだんですか? とよく聞かれます。 病院のロゴ 扉の切り抜き 受付の色合 デザイナーに頼んでません ロゴとか切り抜きは妻の友人の作業療法士さん 院内の色合いはその人含めた友人と妻がワイワイ決めて、最終決定は僕と妻二人で決めました。 森がテーマなので、扉が緑色なんて案もあったんですよ デザインとかの感性がある人の考えは時々飛んでますね 以前から、うちのワンコ、ニャンコをキャラデザイン化してもらい、 可愛くしていただいていたので、 病院を開いたら、ロゴとかお願いしようねって夫婦で話していたんですが...... クオリティ高すぎでしょ このパンフの下の木と動物の絵も、その友人が 描いてくれたモノなんです。 お金稼げるデザインでしょ、これ 能ある鷹は爪を隠す といいますが、 作業療法士という仕事にこんな素晴らしい爪☆ 自分にも爪が欲しい...... シラタキ「ま、そんなに気にすんにゃ♪」 Yさん、ありがとうございます!   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 上野の森どうぶつ病院 http://www.uenonomoriah.com/ 住所:東京都台東区谷中1-5-11 ディアプラザ根津B1F TEL:03-5832-9991 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

根津のヒーロー

2014年05月27日

こんにちは 上野の森どうぶつ病院の 内村です 僕は本当に尋常じゃない位汗をかくので、夏よりも冬の方が好きなのですが、 夜6時を過ぎてもまだ明るい季節になってきて、夏も悪くはないなと思う 今日この頃です☆ ガルボ「そ、そんなに汗かくの?」 うーんとね…… 大学時代に駐車場から走って校舎に入り、同級生に会うと 「あ、外は雨降ってたんだねー」 と、言われたほどかな ガルボ「……夏は近寄らないで下さいね……」 わ、話題を変えていきましょう 今日は、上野の森どうぶつ病院にいるヒーローたちをクローズアップしたいと思います その名も「カラー戦隊  ゴレンジャイ」 カラー・スケルトン 特徴:みんなご存知、エリザベスカラーで周囲の敵をなぎ倒す。 夢中になると周りが見えなくなり、カラーで味方をも攻撃してしまう ため、周囲の仲間には少し距離をとられている。 長所:皮膚炎や術創をなめることが防止できる。 透明なため、周りが見ることができる。 短所:鼻先まで覆われているため、お水やご飯の器を倒してしまうことがある。 顔周りが完全に覆われるため、ストレスを感じる子もいる。 カラー・ブルー 特徴:ドーナツ型のカラー (別名:ムーンカラー) で場を和やかにし、 青色で周囲に安心感を与える。 新参者のため、知名度が低いことを気にしている。 長所:スケルトンと違い、顔まわりがすっきりしているため、ストレスが少ない。 カラーを枕にしてどこでも寝れる。 短所:振り向けないようにするカラーのため、足が長い子などは足先に口が届いてしまう。 首回りが太くなるため、ケージやドアに引っかかることがある。 下が見えにくいため、階段を下りるのが苦手。 カラー・ピンク 特徴:色以外はブルーと同じ。 女の子らしいピンク色で周囲にを明るくする。 足が短い子は段差が上れなくなる。 ブルーと特徴が同じことが気に入らない様子。 長所・短所はブルーと同じ。色々なサイズ・幅があるため、その子にあったサイズを選ぶ方がよい。 カラー・ブラック 特徴:円筒状のカラー (別名:ノットバイトカラー) で、 首を固定できるため、敵の攻撃にもうたれ強い。頼れる兄貴分。 多くを語らないため、初対面の人にはムチウチと勘違いされやすい。 長所:ムーンカラーよりも首の固定がされるため、足の長い子でも 足先をなめることを防ぐことができる。 また、首回りも細いため、ドアなどに引っかかることがない。 短所:首の固定がしっかりしているため、固まって動かない、歩き方が不自然になることがある。 カラー・イエロー 特徴:つけているのがカラーではなく、口輪。 そのため、このグループにいていいのかずっと悩んでいる。 長所:他のワンちゃんや人に対して噛む癖がある子に使用できる。 見た目が可愛いので、口輪をしてもかわいそうな感じがしない。 短所:一般的な口輪よりも口先の保持力は低め。 注意して使わないと口先で噛まれる可能性がある。 特徴の部分ではちょっと遊んでしまいましたが、 カラーや口輪の長所、短所に関しては僕個人が使用してみた感想も含め書いていますので、…

ノミダニ予防を忘れずに

2014年05月24日

こんにちは 上野の森どうぶつ病院 の内村です 今日はノミダニ予防についてお話します。 シラタキ「ぬーん。お勉強きらーい」 そんなこと言わずに聞いてね 我が家も学生時代、ノミの恐ろしさをナメていたら ある日ん?なんか痒がってる… っておもったらノミが ってなったことがあります。 獣医の卵二人もいたのに… そもそも何のために予防するのかですが まずヤツら。刺します 刺されると、痒いです それだけじゃ怒られますね シラタキ「そこまで言うなら聞いてあげよう」 ダニは吸血によって色々病気を運びますが、代表的なのは 人間に重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 犬にはバベシア症などの血液の寄生虫 猫にはマイコプラズマという血液の寄生虫 を感染させます。 しかも犬猫の血液の寄生虫、基本的に完治が難しい 良くなっても体の中に潜伏して、体調が悪いときに再発して貧血をおこすんです。イヤなヤツです。 こんな報告もあります。 (日本全薬、メリアルジャパンのリーフレットより) ノミ <style=”color: #000000;”>は 瓜実条虫というお腹の寄生虫 バルトネラ症 (猫ひっかき病) を媒介します。 そして痒いです。 (日本全薬、メリアルジャパンのリーフレットより) ノミってものすごい勢いで増えるから 家の中に持ち込むと 大っ変ですよー 我が家は 敷物全部捨て 布団は殺虫剤漬け後に洗濯乾燥機 病的なほど掃除機をかけて 極めつけは… バルサン 掃除機 バルサン 掃除機 バルサン 掃除機 掃除機 掃除機。 ほんっとうに大変なんです! やりすぎ? いやいや。卵一個残すだけでで再度大量発生しますから… 正直これでも不安でした。 ノミダニはまず刺されます。…

ココロの傷2

2014年05月21日

ひとつ前の記事 ココロの傷1 からお読み頂けると幸いです。 さて次は、ガルボくん 鼻の頭のモジャ毛がトレードマーク よく聞かれますが、犬種はわかりません (笑) テリアやシェパード?が混じってるような気はしますが。 隣のラッテと比べるとわかりますが、 大型犬です。 ガルボ 25キロ ラッテ   7キロ 体は大きいですが、心はこども 壊したものは数知れず…… 過去のブログにも、その武勇伝は残っています ウチに初めてきた日です。 栃木の保護団体さんから引き取りました。 保護されたときなのか、保護されるまえなのかはわかりませんが、かなり怖い思いをしたらしく、 保護施設でも、お母さんにしかあまり心を開かなかったそうです。 ウチにきた日も写真のように人間不振の目。 最初のお散歩は、部屋を出る前にうんちとオシッコをだしつくしました (笑) 3日後 ようやく慣れてきましたが、 お座りや待ては、なかなか怖がって教えることができませんでした。 最初に覚えたコマンドは、「お手」。 順番違う気が…… でも、お手をしてくれたあとは、急に仲良くしてくれるようになり、オモチャやおやつにも興味を示してくれるようになりました。 犬にも握手が通じるのか? (笑) 今でも人間は苦手ですが、こんないい笑顔も見せてくれます。 遊びに来てくれるワンコと。 腰が引けてますが、本人は楽しいんです 今ウチにいるワンコは2匹とも保護犬。 「ペットショップで飼わないんですか?」 「愛護精神が強いのか?」 「優しいんですね?」 色々聞かれたり、言われたりします。 いえ、そんなことはありません。 ペットショップにも行きます。 愛護精神は同業者の方や、愛護団体さんの方と比べても高くないと思います。 優しさは……自分ではわかりません。 ガルボとラッテを飼ったのは、たまたまタイミングがあったからです。 飼っていたトントロ (ウェスティ) を亡くし、僕と妻の心にはポッカリと穴が開いたようでした。 二人の仲が悪いわけではありません (笑) でも、その穴を埋められるのは、ワンコ以外にはいなかったんだと思います。 妻が保護団体のサイトで見つけたモジャ毛ワンコ ガルボを見て、ほとんど即決に近い形でガルボを飼おうと決まっていました。 ラッテは、他の保護団体さんから引き取りました。 保護団体さんの別のワンコの治療の際に、引退犬の収容所の写真にウェスティと思われる背中を見つけたんです。 気になって保護されたか聞くと、カイセンは移る病気で、多くの犬を抱える保護団体さんでは保護する事が難しいそうです。 常々「ウェスティは病気とかしないでもらいたい!病院では会いたくない!健康で幸せで居てもらいたい!」なんて言ってる妻。 ガルボが来た後でしたが、そのまま見過ごすことはできませんでした。 保護団体から引き取ったガルボとラッテ。…

ココロの傷1

2014年05月21日

こんにちは。 上野の森どうぶつ病院の内村です 今日は、うちのワンコのお話です 左がウェストハイランド・ホワイトテリア 通称ウェスティの ラッテちゃん (女の子) 推定8歳 右がミックス (親の犬種不明) の ガルボくん (男の子) 推定1歳 ふたりとも、保護犬です。 ラッテは繁殖犬だったようです。 年齢か病気からか、繁殖引退犬の収容所みたいなところにいました。 引き取った直後です カイセンという皮膚の寄生虫により、皮膚が赤くボロボロになっていて本人もかなり痒がっていたため、 舐めれないようにドーナツ型のカラーをつけています。 顔周りは短くカットしてもらっていましたが、耳を含め、所々赤いところが目立ちました。 約1ヶ月後 治療の反応もよく、皮膚の痒みは落ち着いてきましたが、ガリガリに痩せていたため、体が吸収しやすい種類のフードに変更し、ご飯の量を増やしました。 なんか哀愁漂いすぎ さらに約1ヶ月後 あれ?なんか太りすぎてきた? (笑) この頃までは、トイレトレーニングがなかなか上手くいかず、オムツをしていることが多く有りました。 先住犬のガルボとはいつも仲良し さらに約1ヶ月後。上野公園での一枚。 なんか……今見返しても別の犬 モジャモジャになって、体もムチ子さんになりました モジャモジャをトリマーさんにカットしてもらったら、別人 磨くと光るタイプだったのね ラッテお気に入りのダンボールハウス たまに取られる (笑) お気に入りの日向ぼっこスペース トイレトレーニングは、まだまだ完璧じゃないけど、お座り、待てはできるようになったもんね☆ ココロの傷2へ続きます ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 上野の森どうぶつ病院 http://www.uenonomoriah.com/ 住所:東京都台東区谷中1-5-11 ディアプラザ根津B1F TEL:03-5832-9991 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇